スピルリナとヘモグロビンA1c

スピルリナは、菜食主義者にとっては不足しがちな、たんぱく質とビタミンB12(ビタミンですが、ビタミンB12は動物性食品に多く含まれます)の補給源と考えられています。

スピルリナ

たしかに、スピルリナの55~70%はたんぱく質です。ですが、ビタミンB12については量も多くなく、なにより吸収されにくいので不足分を補うものとは言えません。

スピルリナは、糖や脂肪の代謝を改善する働きがあるとされ、動物実験レベルでは良い結果が得られています。そのため、血糖値が気になる人や脂質異常症の方には気になるサプリの1つとなっています。

今回は、スピルリナのヘモグロビンA1cを下げる効果について調査しました。

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高麗人参はヘモグロビンA1cを下げない

血糖値が気になる人向けに、高麗人参(田七人参)のサプリを宣伝しているサイトが少なくありません。

「高麗人参 血糖値」「田七人参 血糖値」で検索するとそのようなサイトがゴロゴロ出てきます。

しかし、人を対象とした臨床試験のデータを見ますと、高麗人参が血糖値でもヘモグロビンA1cでも下げるとはとても言えないことがわかります。

高麗人参

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CLAはヘモグロビンA1cに影響しない

CLA=共役リノール酸は、ダイエットする人の間で話題になっているものの、実際の効果については大きいものではありません。
臨床試験でも半分で「脂肪を減らす効果なし」と判定されています。

これらの試験では、あわせてCLAの血糖値やヘモグロビンA1cの値も測定されている場合があるので、紹介します。

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サイリウムのヘモグロビンA1cを下げる効果は小さい

食物繊維は、糖の吸収を穏やかにする働きがあると言われています。

なかでも、でんぷんから抽出した水溶性の食物繊維である難消化性デキストリンを含んだ多くの商品は、特定保健用食品(トクホ)として「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」という表示が認められています。

難消化性デキストリンを含んだコーラ

とはいえ、難消化性デキストリンについては、それ以上のこと=空腹時血糖値やヘモグロビンA1cへの影響に関してはほとんど調査されていないようです。
(Indigestible Dextrinで論文を検索しましたが、見つかりませんでした)

同じ食物繊維でも、オオバコから抽出したサイリウムについては、いくつか実験や論文もありますので、紹介します。

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マグネシウムのヘモグロビンA1cを下げる効果は小さい

血糖値が高くなる原因はとして、次の6つがあげられます。

  • 加齢
  • 遺伝的な体質
  • 肥満
  • 食べ過ぎ・飲み過ぎ
  • 運動不足
  • ストレス

一方で、日本人のカロリー摂取量は減っているのに、糖尿病の患者数は増えているとして、マグネシウム不足を原因にあげる医者もいます。

糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい

では、マグネシウムを摂取することで、血糖値もヘモグロビンA1cも下がるのでしょうか? 調査してみました。
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