S-アデノシルメチオニンと関節炎

S-アデノシルメチオニン(SAMe)は、必須アミノ酸メチオニンとアデノシン3リン酸(ATP)分子が結合した物質で、血液によって体内を循環し、ヒトの代謝に深く関わっています。

S-アデノシルメチオニン(SAMe)は、体内に広く存在しますが、関節内で低レベル状態になると変形性関節炎の危険が増すとされています。

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そのため、1日600-1200mgのSAMeを長期摂取することで、関節炎の症状が改善した事例が複数報告されています。

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SAMeの副作用は報告されていません。ただ、臨床試験で被験者が摂取後「そう状態」を経験したことが付記されています。因果関係は明らかではありませんが、注意する必要があるようです。

その他、SAMeは、うつや記憶力、肝機能の改善に役立つと言われています。

S-アデノシルメチオニン(SAMe)の関節炎を改善する効果

S-アデノシルメチオニンの関節炎を改善する効果

調査レベル:B
人を対象にした二重盲検比較試験が1件、コーホート研究が2件、メタ分析1件

効果レベル:B(顕著な効果がある)

4件全てでSAMeが関節炎の症状を改善する効果が認められています。

734人の腰の関節炎患者を対象にした試験で、毎日1200mgのSAMeを摂取したグループは、関節の痛みと関節炎の症状の改善において、30日後には、750mgのナプロキセン(消炎鎮痛剤)を服用したグループと同様の効果があった。
(出典:Am J Med. 1987 Nov 20)

ひざ関節症の患者67人に毎日1200mgのSAMeを投与したところ、8週間後には1000mgのナブメトンに匹敵する効果があった。
(出典:Clin Ther. 2009 Dec)

ナブメトンは、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎の治療に使われる炎症鎮痛薬です。

他の2件も医薬品と同様の効果を認めています。
ただ、医薬品がすぐに効果をあらわすのに対して、SAMeの場合は数週間が必要です。

SAMe 1200mg と セレコキシブ 200mgの効果を比較した試験では、痛みのレベルは1ヵ月後では、まだセレコキシブの方が改善していますが、2ヵ月後には SAMeが逆転して、低くなっています。
(出典:BMC Musculoskelet Disord. 2004 Feb 2)

まとめ:S-アデノシルメチオニン(SAMe)は関節炎を改善する顕著な効果がある

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