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「サプリメントの効果 ホントの話」では、科学論文を元にサプリメントの効果をランク付けしています。
サプリメント選びの参考にして頂ければ幸いです。

HMBは筋肉の損傷を防ぐが・・・

HMB(β-ヒドロキシβ-メチル酪酸)は、いま筋トレを行う人たちのなかで、人気のサプリメントです。

それは、HMB(β-ヒドロキシβ-メチル酪酸)が、必須アミノ酸ロイシンに含まれる物質ですが、多量に摂取することで、次のような効果があるとされているからです。

筋力トレーニング用バーベル

  • 筋肉の損傷を防ぐ
  • 筋肉量を増やす
  • 筋力(瞬発力)を高める
  • 筋肉疲労を少なくする
  • 骨密度を高める
  • テストステロン(男性ホルモン)を増やす
  • 無酸素運動能力を高める
  • 成長ホルモンの分泌を増やす
  • 筋肉のこわばりを減らす

しかし、臨床試験では、このうち「筋肉の損傷を防ぐ効果」は認められるものの、その他の効果は否定されている場合がほとんどです。
たとえば「筋肉量を増やす」効果については、8件の臨床試験中2件(それも特殊ケース)で認められていますが、6件で否定されています。

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ブルーベリーが血糖値を下げるのは、葉の方?

ブルーベリー(の実)の健康効果としては、血糖値を下げる効果が海外のサイトでは宣伝されているようです。
実際に、臨床試験でインスリン抵抗性が20%程度改善したという報告も出ています。1)

しかし、調べたところでは、ブルーベリーの実には、食後の血糖値の上昇を抑える効果も、空腹時血糖値を下げる効果も否定されています。

ブルーベリーの実と葉

その代わり、ブルーベリーの葉の抽出物の方には効果があるようで、4週間の摂取で、39mg/Lも空腹時血糖値が下がっているというデータがあります。2)
ブルーベリーの葉の効果は日本でも注目されていて、宮崎県と宮崎大学の共同研究がNHKの情報番組「あさイチ」で紹介されています。

以下では、ブルーベリーの実と血糖値の関係についての臨床試験の結果について書いています。

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ブルーベリーの血圧を下げる効果は小さい

ブルーベリーのサプリメントには、北欧の野生種ビルベリーが用いられることが多いようです。CMでは、抗酸化成分アントシアニンが、栽培種の3倍以上含まれていると言っています。

ブルーベリー

ただ、栽培種でも品種や採取時期(夏か秋か)、栽培方法(露地栽培かハウス栽培か)によって、アントシアニンの含有量は何倍にも違ってきますので、実際にはそれほど差がない場合もあると考えられます。

さて、ブルーベリーには血管拡張作用のある一酸化窒素を増やして、血圧を下げると言われていますが、臨床試験ではどうなっているか調査してみました。

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ブルーベリーは、DNA損傷を減らすが…

抗酸化作用のあるサプリメントは、活性酸素による細胞のDNAの損傷を抑制して、細胞のがん化や変異のリスクを減らすと言われています。

ブルーベリー

抗酸化サプリにはいろいろありますが、もっとも試験が行われ、一定の効果が認められているのはブルーベリーのサプリメントです。

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アシュワガンダと不安感

アシュワガンダは、インドのアーユルヴェーダで用いられているハーブで、ストレスから神経系を守ると言われています。また、抗がん作用やアンチエイジングの効果も期待されていて、実際に日本の病院でもがん治療に使われている事例があります。

アシュワガンダのサプリメント

アシュワガンダという名前は、「馬のニオイ」という意味だそうです。
これはアシュワガンダの新鮮な根から発する臭いが、馬の臭いに似ていることによります。同時に、馬のように元気に力がつくことを意味しているという話もあります。

アシュワガンダは、日本では医薬品に指定されています。通販で売っているところがありますが、サプリメントとしては購入できません。また、海外製の精力剤サプリメントに含まれていることが多いので、購入には注意が必要です。

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