CDPコリンと記憶力

記憶には、神経伝達物質アセチルコリンが関わっていますが、アセチルコリンを体内で生成するときに材料となるのはホスファチジルコリン(一般的にはレシチンと呼ばれることが多い)です。

CDPコリン(シチコリン)は、そのホスファチジルコリンをつくる原材料となる物質です。
そして、体内でアセチルコリンをつくるのに、ホスファチジルコリンの形で摂取するより、CDPコリンで摂取した方が効率が良いとされています。

CDPコリン

そのため、CDPコリンのサプリメントは記憶力を高める効果があると言われています。

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CDPコリンの記憶力を高める効果

CDPコリンの記憶力を高める効果

調査レベル:C
人を対象にした二重盲検比較試験が2件

効果レベル:C(効果は小さい)

2件の臨床試験とも、高齢者の記憶力アップには効果があったとされています。

55歳から76歳の認知症でない高齢者24人を対象にした実験で、CDPコリンを毎日300-1000mg 4週間摂取したグループは、3種類の記憶力テスト全てでプラセボグループを上回った。
(出典:Methods Find Exp Clin Pharmacol. 1997 Apr)

50歳から85歳の男女95人を対象にした実験で、CDPコリンを毎日1,000-2,000mg、60日から90日間摂取したグループは、言語の記憶力が向上した。
(出典:Arch Neurol. 1996 May)

加齢に伴う記憶力の低下には効果がありそうですが、試験の内容や程度から評価はCとします。動物実験では、若い人の記憶力アップにも効果は見られます。
ただ、最近は同じコリンの前駆体でも、アルファGPCの方が評価が高いようです。

まとめ:CDPコリンの記憶力アップ効果は小さい。

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