MSMと関節炎

MSM(メチルスルホニルメタン)は、グルコサミンなどとともにひざ等の関節の痛い方におすすめのサプリメントに含まれていることが多い成分です。

関節の軟骨は、80%が水分ですが、その次に多いのはコラーゲンで、約15%を占めています。
MSMは、そのコラーゲンの生成に関わっています。
また、炎症を抑えたり、痛みを鎮める効果もあるとされています。

MSM

MSMの用量については、関節炎の改善には、1日3,000mg程度を摂取するとなっています。ただ、それ以上摂取するとどうなるかはわかっていません。

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MSMの関節炎を改善する効果

MSMの関節炎を改善する効果

調査レベル:C-
人を対象にした二重盲検比較試験が1件

効果レベル:C-(効果は非常に小さい)

臨床試験は1件のみです。

45歳から90歳までのひざ関節炎の男女49人を対象にした試験で、12週間毎日3.375gのMSMを摂取したグループは、プラセボ(偽薬)グループに対して関節炎の症状(痛み、機能性)は全体としては改善した。しかし、個人差が大き過ぎて、統計的有意性があるとはいえなかった。とくに関節の硬さにおいては、MSMグループが26%改善したのに、プラセボグループは37%悪化したが、これも有意性は見られなかった。
(出典:BMC Complement Altern Med. 2011 Jun 27)

このため、MSMの関節炎を改善するかについての結論では、
「効果は見られるが、改善の程度は小さく、臨床的な意義があるかは定まっていない」というものになっています。

まとめ:MSM(メチルスルホニルメタン)は、関節炎に今のところ非常に小さい効果しかない。
→効く人と効かない人の差が大きい。

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