亜鉛と耳鳴り

亜鉛の用量=亜鉛をどれくらい摂取したら良いかというと、基準は2つあります。

私たちが亜鉛不足にならないように、日常摂取すべき量としては、厚生労働省は成人男性で12mg/日、成人女性では9mg/日を推奨基準量として定めています。

一方で、亜鉛の不足による体やこころの不調から回復するためには、25-45mgが必要とされています。(もちろん過剰摂取による副作用には注意しないといけません)

日本のアフィリエイトサイトのなかには、この2つの基準を混同しているサイトが多数見られますので、注意が必要です。

亜鉛サプリ

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さて、サプリメントの場合、他の分子と結合した形になっていますので、亜鉛そのものの重量については、換算して考える必要があります。

クエン酸亜鉛の場合は、約34%が亜鉛です。20mgの亜鉛を摂取するためには約59mgが必要です。

硫酸亜鉛の場合は、約22%が亜鉛です。20mgの亜鉛を摂取するためには約91mgが必要です。

グルコン酸亜鉛の場合は、亜鉛は約13%に過ぎませんので、20mgの亜鉛を摂取するためには約154mgが必要です。

モノメチオニン亜鉛の場合は約21%が亜鉛です。20mgの亜鉛を摂取するためには約95mgが必要です。

今回は亜鉛と耳鳴りについて調査しています。

亜鉛の耳鳴りを改善する効果

亜鉛の耳鳴りに対する効果

調査レベル:C
人を対象にした二重盲検比較試験が1件

効果レベル:C(効果は小さい)

臨床試験では、亜鉛の長期摂取が耳鳴りを改善しています。

41人の耳鳴りのある患者(ただし耳や鼻に病気がない)を対象にした試験で、2ヶ月間50mgの亜鉛を摂取したグループは、10db以上耳鳴りが小さくなった。主観的調査では82%が耳鳴りが小さくなったと回答した。臨床的に改善したのは患者の41%であった。
なお、最初に患者の血中の亜鉛レベルを測ったところ正常より31%低かった。
(出典:Otol Neurotol. 2003 Jan)

耳鳴りは原因不明のことが多いのですが、もしかすると亜鉛不足かもしれません。
その場合は、亜鉛を摂取すると良いと思われます。

さらなる試験が待たれます。

まとめ:亜鉛不足が原因の耳鳴りに対しては、亜鉛サプリメントは効果が期待できる。

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