ヤマブシタケが認知機能を改善するか?

認知機能の低下とは、もの忘れのような記憶障害だけでなく、理解・思考・判断・計算のような知的活動全般の低下をここでは言います。原因については、アルツハイマーのような認知症によるものと、単純に加齢によるものと両方を含みます。

先ずは、ヤマブシタケの効果を見たいと思います。

ヤマブシタケは、日本のほか中国やヨーロッパ、北米に生えているキノコです。食用としても利用されます。

ヤマブシタケ wikipediaより
By Lebrac (eigene arbeit von Lebrac) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

ヤマブシタケに含まれる「ヘリセノン」という成分が認知症を治すと宣伝されています。しかし、どうやって効くのか詳細については、よくわかっていません。ヤマブシタケは、他に更年期障害やうつ病にも効果が期待されています。

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ヤマブシタケの認知機能を改善する効果

ヤマブシタケの認知機能改善効果

調査レベル:C
人を対象にした二重盲検比較試験が1件

効果レベル:C(効果は小さい)

ヤマブシタケが認知機能を改善するかという研究は日本で行われています。

軽度の認知障害と診断された50歳から80歳の日本人の男女30人を対象にした実験で、16週間毎日合計3gのヤマブシタケ粉末を摂取したグループは、長谷川式認知症スケールでのスコアが、プラセボ(偽薬)グループより著しく改善した。
(出典:Phytother Res. 2009 Mar)

ということで、ヤマブシタケは軽度の認知機能低下に対して効果が見られる、と結論付けられています。

ただ、診断後患者が飲み始めた認知症薬との関連がよくわからないことや、そもそも1件しか臨床試験が行われていないこともあって、まだまだ有効性ははっきりしていません。

結論:ヤマブシタケの認知機能を改善する効果は、今のところ小さい

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