マグネシウムのヘモグロビンA1cを下げる効果は小さい

血糖値が高くなる原因はとして、次の6つがあげられます。

  • 加齢
  • 遺伝的な体質
  • 肥満
  • 食べ過ぎ・飲み過ぎ
  • 運動不足
  • ストレス

一方で、日本人のカロリー摂取量は減っているのに、糖尿病の患者数は増えているとして、マグネシウム不足を原因にあげる医者もいます。

糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい

では、マグネシウムを摂取することで、血糖値もヘモグロビンA1cも下がるのでしょうか? 調査してみました。

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マグネシウムのヘモグロビンA1cを下げる効果

マグネシウムのヘモグロビンA1cを下げる効果

調査レベル:B
人を対象にした二重盲検比較試験が3件

効果レベル:C(効果は小さい)

3件の二重盲検試験のうち、マグネシウムがヘモグロビンA1cを下げるとするものは1件だけで、残り2件は効果なしといものでした。

効果があるとするもののはたいへん良好な結果です。

血中のマグネシウム濃度が低い2型糖尿病患者63人を対象にした実験で、2.5gのマグネシウム塩化物(マグネシウム含有量:450mg)を飲んだグループは、血中のマグネシウム濃度が上がるとともに、ヘモグロビンA1cも10.1%(±3.3%)から8.0%(±2.4%)に下がった。
(出典:Diabetes Care. 2003 Apr)

効果なしは

第2種糖尿病患者に、360mgのマグネシウムを3ヶ月投与したが、血糖値、HbA1c、インスリン抵抗性など主要なパラメーターに影響は見られなかった。
(出典:Diabet Med. 1998 Jun)

血中のマグネシウム濃度が低い高血圧で2型糖尿病の患者79人を対象にした実験で、4ヶ月間450mgのマグネシウムを摂取したグループは、収縮期血圧が20.4mmHg、拡張期血圧が8.7mmHg下がった。しかし、血糖値やヘモグロビンA1cに変化はなかった。
(出典:J Hum Hypertens. 2009 Apr)

となっていて、結果に差があります。

結論:マグネシウムのヘモグロビンA1cを下げる効果はいまのところ小さい
(顕著に下げた事例もある)

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