ペプチドの高血圧への効果は信用できるのか?

ペプチド(peptide)は、たんぱく質が分解される過程でできる、アミノ酸がいくつか鎖状につながったものです。
ペプチドは、アミノ酸より体内に吸収されやすいという特徴があります。

ペプチドは、原料のたんぱく質によって種類が分かれれますが、なかでも以下のペプチドが、「血圧が高めの方に適した商品」として、トクホの表示許可を得ています。

ゴマペプチド

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トクホの表示許可を得ているペプチド入り商品

・ゴマペプチド → 胡麻麦茶、ゴマペプ茶(サントリー)
peputide-goma

・かつお節オリゴペプチド →ペプチドおみそ汁(ヤマキ)
・かつお節オリゴペプチド→ ペプチドエース3000、ペプチドスープEX、ペプチドストレート、ペプチド茶(日本サプリメント)
ペプチドエース

・ラクトトリペプチド → アミールS(カルピス)
peputide-amele

・わかめペプチド → わかめペプチドゼリー [りんご風味] (理研ビタミン)

・サーデン(いわし)ペプチド → エース、エスピーマリン、サーディンサポート(仙味エキス)
・サーデン(いわし)ペプチド → シーペプチド (東洋新薬)
・サーデン(いわし)ペプチド → プレスライフS (佐藤製薬)

・大豆ペプチド → まめちから、大豆ペプチドしょうゆ(キッコーマン)

・のりペプチド → 毎日海菜海苔ペプチド、海苔ペプチドS(白子)

・カゼインドデカペプチド → カゼインDPペプティオドリンク(カネボウ)

トクホの申請に使われた試験の内容は、国立健康・栄養研究所のサイトから見ることができます。(https://hfnet.nih.go.jp/contents/sp_health.php)

ところが、アメリカ国立生物工学情報センター(NCBI)データベースには、ペプチド(peptide)が人を対象とした実験で効果があった(または、なかった)とするものは見つけられませんでした。

NCBI

アメリカ国立生物工学情報センター(NCBI)データベースには、基本的に医学・生物学に関する文献が網羅されています。そのなかにペプチドの臨床実験に関するデータが載っていないのです。(動物実験ではいくつも載っています)

トクホのデータは、企業が商品化を前提にした試験ですし、かなり緩い、というか、お手盛りの試験のようので、トクホだからといって信用しすぎるのはどうかと思います。

そのあたりは「トクホ 実態」で検索すると興味ある記事が読めます。

結論:ペプチドが血圧を下げる効果があるかは、まだ世界的には認められていない。

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