ヘリオケアは認知機能を改善するか

飲む日焼け止めとして、テレビでも紹介されて話題になったヘリオケアの成分が、認知症にも効果があるという臨床試験があるので紹介します。

ヘリオケアの主成分は、Polypodium leucotomos(和名:ダイオウウラボシ)という大型のシダ植物の実から抽出されたアナプソス(anapsos)という物質です。

ヘリオケア

アナプソスの研究者によると、アナプソスはDNAを保護する作用があるので、皮膚細胞を紫外線から守るだけでなく、免疫機能を高めて、抗炎症効果、抗酸化効果、抗がん効果があるのだそうです。

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アナプソスの認知機能を改善する効果

アナプソスの認知機能改善効果

調査レベル:C
人を対象にした二重盲検比較試験が1件

効果レベル:C(効果は小さい)

臨床試験の内容と結果は次の通りです。

56歳から89歳までの認知症患者45人(脳血管性認知症22人、アルツハイマー型23人)に対して行われた試験で、360mgのアナプソスを4週間投与されたグループは、脳の血流が増え、ADAS-cogのスコアも改善した。一方で、720mg投与されたグループ、偽薬を投与されたグループには変化はなかった。
(出典:Methods Find Exp Clin Pharmacol. 2000 Sep)

ADAS-cogとは、Alzheimer’s Disease Assessment Scale-cognitive subscale の略で、認知機能を評価するテストの1つです。

認知症と血流の関係については、認知症の予防改善のために脳の血流を増やすが参考になります。

試験は1件のみですが、アナプソスが認知症の改善に可能性はあると思われますので、今後の研究が待たれるところです。

なお、ヘリオケアと同じくアナプソスを主成分とするサプリにファーンブロックもあります。

ファーンブロック

まとめ:アナプソスの認知機能を改善する効果は今のところ小さい

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