ブルーベリーは、DNA損傷を減らすが…

抗酸化作用のあるサプリメントは、活性酸素による細胞のDNAの損傷を抑制して、細胞のがん化や変異のリスクを減らすと言われています。

ブルーベリー

抗酸化サプリにはいろいろありますが、もっとも試験が行われ、一定の効果が認められているのはブルーベリーのサプリメントです。

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ブルーベリーのDNA損傷を減らす効果

ブルーベリーのDNA損傷を防ぐ効果

調査レベル:B
人を対象にした二重盲検比較試験が3件、コーホート研究が1件

効果レベル:C+(効果はある)

二重盲検試験では3件ともブルーベリーがDNA損傷を減らす効果を肯定する内容になっています。

10人の若い健康な男性を対象にした試験で、300gのブルーベリー(アントシアニン 348mg、フェノール酸 727mgを含む)を摂取したグループは、1時間後、過酸化水素によるDNA損傷を18%減少させた。
(出典:Nutr Res. 2013 Mar)

若い健康な男女 168人を対象にした試験で、毎日1000mlのブルーベリージュース(アントシアニン量は量られていない)を4週間飲んだグループは、酸化によるDNAのダメージが20%抑えられた。
(出典:Carcinogenesis. 2007 Aug)

平均年齢47.8歳の肥満気味の男性18人を対象にした試験で、野生ブルーベリーの粉末25g(アントシアニン 375mg)を6週間毎日摂取したグループは、4週間のウォッシュアウト期間後の測定でも、(過酸化水素による)外因性のDNA損傷を45.8%から37.2%に減少させた。内因性のDNA損傷レベルも12.5%から9.6%に減少した。
(出典:Eur J Nutr. 2013 Apr)

ただし、コーホート研究では、ブルーベリーエキスを摂取しても、RNAの損傷を示すバイオマーカーは減っていますが、DNAの損傷を示す尿中のバイオマーカーには変化がありませんでした。

以上から、アントシアニン 375mg以上を含むブルーベリーエキスのサプリメントを摂取することで、20%程度DNA損傷を減らすことができると言えるようです。

ただ、市販のブルーベリーエキス・サプリは、1日分が多くても、160mgから200mgです。

ブルーベリーサプリ含有量比較
(表は、やわたのブルーベリーの口コミより:転載許諾済)

これをアントシアニンに換算すると、40mgから60mg程度ですので、DNA損傷を防ぐ目的では絶対的に不足していると考えられます。

まとめ:ブルーベリーは、DNA損傷を防ぐ効果がある。

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