フェヌグリークに食欲を抑える効果はない

フェヌグリークは、種子がカレーのスパイスに用いられますが、サプリメントとしても、とくに女性に人気です。

  • バストアップ
  • 母乳の出を良くする
  • PMSの改善

という効果があって、口コミレベルではたいへん好評のようです。

フェヌグリーク

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また、海外では

  • 血糖値を下げる
  • インスリンの働きを高める
  • 中性脂肪を下げる
  • コレステロールの値を改善する
  • ダイエット

といった面も注目されています。

今回は、フェヌグリークの食欲に対する影響を調査してみました。

フェヌグリークの食欲を抑える効果

フェヌグリークの食欲を抑える効果

調査レベル:B
人を対象にした二重盲検比較試験が3件、一重盲検試験が1件

効果レベル:D(効果はない)

3件の二重盲検比較試験で、食欲を抑える効果ありとするものは1件、変化なし1件、逆に食欲が増すというものが1件となっています。

効果ありは

健康な14人の男性を対象にした実験で、毎日1176mgのフェヌグリークの種子エキスを投与されたグループは、自然にカロリーの摂取量が減り、脂肪の消費が17.3%減少した。しかし、14日間という短い期間の試験だったため体重の変化に有意差はなかった。
(出典:Eur J Clin Pharmacol. 2009 Dec)

変化なしは

健康で肥満の男性39人を対象にした実験で、毎日1176mgのフェヌグリークの種子エキスを6週間摂取したグループの食欲に変化はなかった。インスリン抵抗性は改善して、空腹時のインスリンは7.3%減少した。
(出典:Eur J Clin Pharmacol. 2010 May)

かえって増えたというものは、

20代の健康な男性20人に行われた実験で、体重1キロ当たり40mgのフェヌグリークのエキスを投与されたグループは、食事4時間後の血糖値が13.4%低くなった。血液中のカリウムの量も顕著に下がり、空腹度は高くなった。
(出典:East Mediterr Health J. 2000 Jan)

フェヌグリークは、食物繊維を豊富に含んでいますので、その効果としては、食欲を減らすと思われます。ところが、血糖値が下がる効果がある場合は、体が糖を欲求しますので、かえって食欲が増すと考えられます。

結論:フェヌグリークに食欲を抑える効果はない。
糖質の吸収を穏やかにする効果は、少しだが認められる。

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