ビタミンB3はLDLコレステロールを減らすが…

ナイアシン(ビタミンB3)は必須ビタミンの1つです。

ナイアシンの摂取基準量は、成人の場合で1日14-16mgとなっていて、1日の最大摂取量は、35mgとなっています。

ナイアシンの摂り過ぎには、副作用があって、肝臓や胃腸の負担を大きくし、インスリンの感受性を損ねる恐れがあると言われています。

ところが、ナイアシンを2000mgとか3000mgといった単位(基準の100倍!)で大量に摂取することで、中性脂肪の値を下げ、悪玉(LDL)コレステロールを減らし、善玉(HDL)コレステロールを増やすことも、いくつかの研究で明らかになっています。

ナイアシン(ビタミンB3)

したがって、ナイアシン(ビタミンB3)をサプリメントで摂る場合は、医師とよく相談のうえで行ってください。

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ナイアシンのLDLコレステロールを減らす効果

ナイアシンのLDLコレステロールを減らす効果


調査レベル:B

人を対象にした二重盲検比較試験が4件、コホート研究1件

効果レベル:B(顕著な効果がある)

スタチン(血液中のコレステロール値を低下させる薬物)を飲んでいる患者3196人に、毎日1,500-2,000mgのナイアシンを2年間摂ってもらったところ、スタチンだけの患者に比べて、LDLコレステロールが12%、中性脂肪が28.6%改善した。
(出典:N Engl J Med. 2011 Dec)

糖尿病でない20人の肥満気味の男性20人に、2000mgのナイアシンを8週間与えたところ、中性脂肪が28%減少した。さらに、vLDL(超低密度リポタンパク質)は68%減少し、善玉(HDL)コレステロールは17%増えた。
(出典:Horm Metab Res. 2014 Jun)

結論:ナイアシン(ビタミンB3)は、LDLコレステロールを下げる顕著な効果があります。が、副作用もあるので利用は慎重に。

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