ニキビと亜鉛

亜鉛は、体内の酵素の作用やホルモンを働きに欠かせないミネラルとされています。

亜鉛を多く含む食物といえば、牡蠣が知られていますが、カニ、ホヤなどの魚介類の他に牛肉、チーズ、卵黄などにもたくさん含まれています。

カキ

亜鉛が不足すると、皮膚細胞の新陳代謝が正常に保たれず、それがニキビの原因にもなっているようです。

実際に、亜鉛をサプリメントとして摂取することで、ニキビ患者のうち、ある程度の割合(30%から55%程度)が改善しています。

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亜鉛のニキビを改善する効果

調査レベル:B
人を対象にした二重盲検比較試験が4件

効果レベル:C+(効果はある)

4件の臨床試験全てで、亜鉛がニキビを改善するという結果になっています。

尋常性ざ瘡(ニキビ)患者56人を対象にした試験で、600mgの亜鉛硫酸を毎日12週間投与された29人は、うち17人が顕著に改善した。プラセボの27人は誰も改善しなかった。
(出典:Acta Derm Venereol. 1980)

332人の炎症性ニキビ患者を対象にした試験で、グルコン酸亜鉛として亜鉛30mgを3ヶ月投与されたグループのうち、31.2%の人が症状が66%改善した。一方、ニキビ薬ミノサイクリン(抗生物質)100mgを与えられたグループは、63.4%の人が改善した。
(出典:Dermatology. 2001)

20人の炎症性ニキビ患者を対象にした試験で、グルコン酸亜鉛200mg(亜鉛 30mg)を摂取したグループは、プラセボ(偽薬)グループに比べて炎症が大幅に改善した。
(出典:Acta Derm Venereol. 1989)

以上から、30mgから130mgの亜鉛を毎日摂取することで、ある程度はニキビが改善することがわかります。
ただし、全てのニキビを改善するということはなく、効果は抗生物質に及ぶものではありません。

まとめ:亜鉛はニキビを改善する効果はある

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