トリメチルグリシンに体脂肪を改善する効果はない

トリメチルグリシン(TMG)は、ベタインとも呼ばれているアミノ酸の1種です。
このアミノ酸は、体内では葉酸と一緒になって、解毒作用に関わっています。
そのためTMGは、肝機能をサポートするサプリメントとして販売されています。

トリメチルグリシン

また、トリメチルグリシン(TMG)は、体内の浸透圧の調整機能や筋力・持久力を増強する働きもあるとされており、スポーツショップでも粉末で売られています。

このアミノ酸は、砂糖大根(ビート)から抽出されます。

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トリメチルグリシン(TMG)は、血糖値やコレステロールを改善する効果も言われているため、今回は体脂肪を減らすか調査しました。

トリメチルグリシンの体脂肪を減らす効果

トリメチルグリシンの体脂肪への効果

調査レベル:B
人を対象にした二重盲検比較試験が3件

効果レベル:D(効果はない)

3件の臨床試験全てで、トリメチルグリシンの体脂肪を減らす効果が否定されています。

6gのベタイン(トリメチルグリシン:TMG)を12週間42人の肥満男女に摂ってもらったところ、血しょう中のホモシステインが9%減少した。が、体重、体脂肪、コレステロールに影響は認められなかった。
(出典:J Int Soc Sports Nutr. 2012 Apr)

*ホモシステインは、血液中に含まれるアミノ酸の一つですが、多すぎると血管内皮細胞などに対して、ダメージを与えます。

12人の男女に2.5gのトリメチルグリシン(TMG:ベタイン)を2週間毎日摂取してもらったところ、瞬間最大筋力が3.8%増加した。体脂肪などについては変化がなかった。
(出典:J Int Soc Sports Nutr. 2012 Apr)

結論:トリメチルグリシンの体脂肪を減らす効果はない
ただし、ホモシステインを減らす顕著な効果があります。またアスリートの筋力アップにも期待ができます。

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