スピルリナとヘモグロビンA1c

スピルリナは、菜食主義者にとっては不足しがちな、たんぱく質とビタミンB12(ビタミンですが、ビタミンB12は動物性食品に多く含まれます)の補給源と考えられています。

スピルリナ

たしかに、スピルリナの55~70%はたんぱく質です。ですが、ビタミンB12については量も多くなく、なにより吸収されにくいので不足分を補うものとは言えません。

スピルリナは、糖や脂肪の代謝を改善する働きがあるとされ、動物実験レベルでは良い結果が得られています。そのため、血糖値が気になる人や脂質異常症の方には気になるサプリの1つとなっています。

今回は、スピルリナのヘモグロビンA1cを下げる効果について調査しました。

スポンサーリンク

スピルリナのヘモグロビンA1cを下げる効果

スピルリナのヘモグロビンA1cを下げる効果

調査レベル:C
人を対象にした二重盲検比較試験が2件

効果レベル:C(効果があるかも…)

2件の二重盲検試験の結果は、まったく正反対になっています。

スピルリナが、ヘモグロビンA1cを下げる効果があるとするものは

25人の2型糖尿病患者を対象にした実験で、2ヶ月間毎日2gのスピルリナを摂取したグループは、ヘモグロビンA1cが1ポイント(平均9%→8%)下がった。血糖値も10%低下した。
(出典:J Med Food. 2001 Winter)

効果がないとするものは

37人の2型糖尿病患者を対象にした実験で、毎日8gのスピルリナを投与されたグループは、脂肪の代謝や酸化に関するパラメーターは一部改善したものの、血糖値やヘモグロビンA1cには顕著な変化が見られなかった。
(出典:Nutr Res Pract. 2008 Winter)

スピルリナの量が少ない方(2g)は効果が顕著です。他にスピルリナの種類(体内への吸収のし易さ)などが影響しているかもしれません。
スピルリナの評価が定まるには、もっと何度も試験が行われることが望まれます。

結論:スピルリナにはヘモグロビンA1cを下げる効果があるかもしれない。

【関連記事】
スピルリナの血糖値を下げる効果は小さい
スピルリナは中性脂肪を減らす
アマチャヅルはヘモグロビンA1cを下げる

スポンサーリンク