サラシアはヘモグロビンA1cを下げる効果は小さい

サラシアは食後の血糖値の上昇を穏やかにするとして、よく知られています。
サラシアを飲み続けることで、ヘモグロビンA1cも下がるのでしょうか?
調べた結果を紹介します。

サラシア

サラシア(Salacia Reticulata)は、南アジアなどに自生する、つる性の植物です。インドのアーユルヴェーダで用いられていていて、腸内での糖質の吸収を抑制する働きがあります。そのためトクホで「糖の吸収をおだやかにする」という表示が認められている食品にも用いられています。

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サラシアのヘモグロビンA1cを下げる効果

サラシアのヘモグロビンA1cを下げる効果

調査レベル:C
人を対象にした二重盲検比較試験が1件のみ

効果レベル:C(効果は小さい)

サラシアのヘモグロビンA1cを下げる効果を調べた実験は1件のみです。発表された論文では、サラシアのお茶を飲むことは、2型糖尿病に対して安全で効果がある療法だと結論づけられています。

2型糖尿病患者51人を対象にした実験で、サラシアのお茶を3ヶ月飲んだグループは、0.3%(プラセボグループ比で0.4%)ヘモグロビンA1cが下がった。
(出典:J Ethnopharmacol. 2005 Feb 28)

しかし、実験結果のデータを見ると、比較のために、グリベンクラミド(血糖値を下げる医薬品)を与えられたグループの方がずっとヘモグロビンA1cが下がっていて、効果は大きくはないと考えられます。

結論:サラシアはヘモグロビンA1cを下げる効果は小さい

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