サイリウムのヘモグロビンA1cを下げる効果は小さい

食物繊維は、糖の吸収を穏やかにする働きがあると言われています。

なかでも、でんぷんから抽出した水溶性の食物繊維である難消化性デキストリンを含んだ多くの商品は、特定保健用食品(トクホ)として「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」という表示が認められています。

難消化性デキストリンを含んだコーラ

とはいえ、難消化性デキストリンについては、それ以上のこと=空腹時血糖値やヘモグロビンA1cへの影響に関してはほとんど調査されていないようです。
(Indigestible Dextrinで論文を検索しましたが、見つかりませんでした)

同じ食物繊維でも、オオバコから抽出したサイリウムについては、いくつか実験や論文もありますので、紹介します。

スポンサーリンク

サイリウムのヘモグロビンA1cを下げる効果

サイリウムのヘモグロビンA1cを下げる効果

調査レベル:C
人を対象にした二重盲検比較試験が1件、メタ分析1件

効果レベル:C(効果は小さい)

2型糖尿病患者20人を対象にした実験で、毎日14gのサイリウムを6週間摂取したグループは、糖の吸収は12.2%抑えられ、24時間尿糖は22.5%減少した。
ヘモグロビンA1cは(変化率が)3.8%とわずかな効果に留まった。
(出典:Eur J Clin Nutr. 2002 Sep)

メタ分析でも、同様に、サイリウムはヘモグロビンA1cを下げるが、効果は小さいという結論になっています。(出典:Ann Pharmacother. 2010 Nov)

結論:サイリウムのヘモグロビンA1cを下げる効果は小さい
おそらく難消化性デキストリンも効果は薄い?

【関連記事】
アマチャヅルはヘモグロビンA1cを下げる
血糖値が気になる方向けのトクホ
サラシアはヘモグロビンA1cを下げる効果は小さい

スポンサーリンク