イチョウ葉エキスは認知機能の低下を止める

認知機能の低下を改善するサプリメントとしては、イチョウ葉エキスがよく知られています。ドイツでは認知症の治療薬として認められています。

そのため、臨床試験も多く行われていて、一定の効果も認められているようです。

イチョウ葉エキス

イチョウ葉エキスは、脳の血流を良くすると言われます。実際に飲むと、頭がスッキリした感じを受ける人は多いです。とはいえ、体全体の血流を良くしたりする効果はそれほど高くないようです。

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イチョウ葉エキスの認知機能を改善する効果

イチョウ葉エキスが認知機能を改善する効果

調査レベル:A
人を対象にした二重盲検比較試験が10件、コホート研究が1件

効果レベル:B-(効果が認められる)

10件の二重盲検比較試験のうち、イチョウ葉エキスが認知機能の改善に効果ありとするものが7件、効果なしが3件となっています。

効果ありとするものは

156人のアルツハイマー病、若しくは認知症と診断された患者156人を対象にした試験で、毎日240mgのEGb-761(イチョウ葉エキスのこと)を24週間摂取したグループは、プラセボ(偽薬)グループに対して、多くの記憶力と認知機能の向上事例が見られた。
(出典:Pharmacopsychiatry. 1996 Mar)

400人の脳血管性及びアルツハイマー型認知症の患者に対して行われた実験で、24週間240mgのイチョウ葉エキスを摂取したグループは、認知機能指標(SKT)において平均3.2ポイント改善した。一方、プラセボ(偽薬)グループは1.6ポイント悪化している。
(出典:Arzneimittelforschung. 2007)

他にコホート研究では、イチョウ葉エキスが認知症治療薬ドネペジル(アリセプト)10mgと同等の効果があること、さらにイチョウ葉エキスとドネペジルの組み合わせがさらに効果を上げると結論付けられています。(出典:Aging Ment Health. 2009 Mar)

一方、効果なしとするものの代表は、

2854人のアルツハイマー患者に対する試験で、120mgのEGb-761(イチョウ葉エキス)を1日2回摂取しても、散発性の記憶障害のリスクは変わらない
(出典:Lancet Neurol. 2012 Oct)

というものです。

その他の試験結果を含めて、私なりにまとめますと、次のようになると思われます。

毎日 240mgから360mgのイチョウ葉エキスを摂取することは、認知機能の衰えを感じている人や軽度の認知症にはアリセプトと同等の効果がある。
また、軽度の認知症の人は、アルツハイマー型でもアリセプトと一緒に飲むことで、より高い効果が期待できる。
ただし、認知症が進んでいる場合は効果を認めるのは難しい。


ただ、比較されるアリセプトですが、それほど効果がある認知症治療薬とは言えず、初期の認知症の進行を遅らせる程度の薬でしかないようです

まとめ:イチョウ葉エキスは初期の段階では、認知機能の低下を改善する効果が期待できる

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