アシュワガンダと不安感

アシュワガンダは、インドのアーユルヴェーダで用いられているハーブで、ストレスから神経系を守ると言われています。また、抗がん作用やアンチエイジングの効果も期待されていて、実際に日本の病院でもがん治療に使われている事例があります。

アシュワガンダのサプリメント

アシュワガンダという名前は、「馬のニオイ」という意味だそうです。
これはアシュワガンダの新鮮な根から発する臭いが、馬の臭いに似ていることによります。同時に、馬のように元気に力がつくことを意味しているという話もあります。

アシュワガンダは、日本では医薬品に指定されています。通販で売っているところがありますが、サプリメントとしては購入できません。また、海外製の精力剤サプリメントに含まれていることが多いので、購入には注意が必要です。

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アシュワガンダの不安感を改善する効果

アシュワガンダの不安感を軽減する効果

調査レベル:B
人を対象にした二重盲検比較試験が3件

効果レベル:B(効果は顕著である)

アシュワガンダに対しては、不安感について3件の臨床試験が行われ、全てで良い結果が得られています。

慢性的な精神的ストレス状態にある64人を対象にした試験で、アシュワガンダ抽出物 300mgを60日間摂取したグループは、ストレス評価尺度が全項目で改善し、血中のコルチゾル(注:ストレス時に分泌するホルモン)も27.9%減少した。副作用はとくに見られなかった。
(出典:Indian J Psychol Med. 2012 Jul;A prospective, randomized double-blind, placebo-controlled study of safety and efficacy of a high-concentration full-spectrum extract of ashwagandha root in reducing stress and anxiety in adults.)

不安障害の患者75人を対象にした試験で、8週間カウンセリングとあわせて300mgのアシュワガンダを1日2回飲んだグループは、Beck不安評価尺度において、スコアが56.5%減少した。一方で、カウンセリングだけのグループは、30.5%の改善に留まった。
(出典:PLoS One. 2009 Aug 31:Naturopathic care for anxiety: a randomized controlled trial ISRCTN78958974)

なお、臨床試験では、アシュワガンダ1日300mgから600mg摂取していますが、50mg-100mgでも改善した事例があります。

まとめ:アシュワガンダの不安感を改善する顕著な効果が期待できるが、日本では医薬品となっている。

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